創作ことわざ


[2020/11/11]-44日目

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【30】迷ったらやる、わからなかったらやめる

迷ったらやる、わからなかったらやめる

おじさんの一人が大阪で暮らしています。

子供の頃から、おっちゃんと呼んでいて、何度か大阪に行ったときは遊んでもらいました。

このおっちゃんが、ときどき真面目な顔で、こう言うのです。

「迷うたらやれや、わからんかったらやめとき」

これはおっちゃんの祖母から言われたことだそうです。

「まようならやりなはれ」、また別の時には「分からんときはやめとき」と、何度もか聞かされた、と。

「やる」とき

「迷ったらやる」というのは、よく聞きます。

このシリーズの記事でも、NO.26で「言うは一時の悔い、言わぬは一生の悔い」と書いています。

ですが、これで事足りるかというと、そうではないときもあるでしょう。

そこで「やる」ときと、「やめる」つまり"やらない"をセットで考えたものがこれです。

あれこれと、検討して、それでも利害得失が拮抗して結論が出ない。

そういう場合は「やる」を選ぶのです。

「やらない」とき

ところが、検討することができずに決断を迫られることがあります。

急に問題が発生して考える時間がない、あるいは問題が複雑すぎて分析が進まない、など。

利害得失がどうなのか分からない、でも決断しなければならない。

そういうときには「しない」を選びます。

未来に対する姿勢

未来がどうなるか分かりません。

「うまくいくだろう」と思っていたのに失敗する。「もうダメだろう」、と思っていたものが良い結果が出た、など。

ですが、なにか決断をしなければならないのです。結果についての責任も伴います。

そういうことがこの世の宿命です。

「宿命」という言葉は本当は嫌いです。しかし、「宿命」として認めざるを得ないこともいくつかあります。たとえば、「人はいずれ死ぬ」ということと、「人が行った判断や行為は、その環境条件がどうであろうと、それなりの責任が伴う」はその代表です。


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