創作ことわざ
[2021/1/24]-119日目
「歴史に学べ」とはよく聞く言葉です。
人間にはすでに長い歴史があり、成功も失敗も数限りない、といっていいほど積み重ねられています。
でも、歴史は天から与えられたものではありません。いろいろな人が作ってきたのです。
一人一人が自分の考えによって行動した結果です。
ですから、「どのような歴史を作りたいのか」、それに思いを馳せてもいいのではないでしょうか。
「自分はどのような歴史を作りたいのか」。
いいかえれば、「この歴史の中で何を残したいのか」。その究極の言い方をすると、「この世の中の何を増やして何を減らすのか」
そこには、目の付け所が二つあります。「自分において何を増やして何を減らすのか」、そして「自分の外の世界、つまり家族から始まってこの地球全体の中の何を増やして何を減らすのか」
「自分において何を増やして何を減らすのか」については、自分が死んだ後は何も残りません。しかし、"自分"にとって、"自分"がすべてとみることもできます。
"自分"が死んだら何も残らない、といっても、「死ぬまでに何をするのか」は最大の関心事です。生きている間は"自分"と"自分以外の世界"がこの世のすべてを分かち合うのですから。
こう考えると、どうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
「何を増やして何を減らすのか」と考えると、とてもわかりやすくなります。そしてそれが本質なのです。
自分の人生において「何を増やして何を減らすのか」、それは「今年こそは何をするのか」であり、「今日何をするのか」であり、「今から何をしようか」ということです。