創作ことわざ
[2021/1/22]-117日目
キリスト教の世界だけでなく、広く知られた有名な言葉です。
私はキリスト教には惹かれるところがありませんが、これはよい言葉だな、と思います。
ただし、これとは別の考え方で私にはよりぴったり感じられるものがあります。
「始めよ」ということです。
一般には、「始めることよりも続けることの方が難しい」ということがよく言われます。
時には、「一番難しいのはやめることである」とも言われることもあるようです。
でも、「続ける」ことも「やめる」ことも、「始める」ことがあって成り立つものです、
「始めた」から「続ける」ことが問題になるのです。「始めた」から「やめる」ことが問題になるのです。
「始めなければ」なにも起こらないのです。
「始めることは簡単だ」、とよく言われます。
「それなら始めたらいいじゃないか」と私は思います。
始めるまえから、「本当は続けることが難しいのだ」などということを心配する必要はないのです。
始める前に、どのように継続・発展させるか、どのような問題が起こる可能性があるか、それに対してどう対策するか、どうなったらやめるか、ということを考えることを否定するものではありません。
大事な事です。
ですが、どんなに考えても、いざ始めてみると、予想していなかったことが起こります。
続けている間に環境条件が変わってしまうこともあります。そうなるとあらかじめ考えを巡らしていたことも修正が必要になります。
将来を心配しすぎて始めない、というのは最悪の選択です。
ほとんどの場合、続けることで起こってくる問題はいくつも考えられます。
可能性を考えるのですから、その全部が起こるわけではありません。
さらには、始めてみて実際に起こる問題は、あらかじめ考えた問題と違うことがしばしばあります。
将来起こることを考え"過ぎる"ことは効率が悪すぎます。
将来を予想してあらかじめ対策することはある程度に抑えて、まずは始めてみる、という方が効率的といえるのではないでしょうか。
もちろん、やり続けながら考えることが大事です。