創作ことわざ
[2020/10/26]-29日目
時間が経つのは速い、ということですね。
似たことわざに「一寸の光陰軽んずべからず」もあります。こちらは、「少年老い易く学成り難し」に続く文句です。
時間が経つのは速いから、どうすべきか、ということを述べています。ムダにしてはいけないよ、と。
確かに、時間の経つのは速い、と感じることが多いです。
しかし、時には「時間の経つのはどうしてこんなに遅いんだろうか」と、まったく逆の感じ方をすることもあります。
時間の過ぎるのは亀の歩みのように遅い。
苦しい状態の時に、「時間よ、速く進んでおくれ」と思うことがあります。
楽しい時が来るのをを待っているときに、「時間よ、速く進んでおくれ」と思うことがあります。
そういうときに、実に時間はゆっくりです。
しかし、ゆっくりであっても時間は進みます。亀の歩みのように、ゆっくりと、着実に。
時間の進み方は常に一定です。人間が感じる時間の進み方が異なるだけです。