創作ことわざ


[2020/10/26]-29日目

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【25】光陰亀のごとし

光陰矢のごとし

時間が経つのは速い、ということですね。

似たことわざに「一寸の光陰軽んずべからず」もあります。こちらは、「少年老い易く学成り難し」に続く文句です。

時間が経つのは速いから、どうすべきか、ということを述べています。ムダにしてはいけないよ、と。

確かに、時間の経つのは速い、と感じることが多いです。

しかし、時には「時間の経つのはどうしてこんなに遅いんだろうか」と、まったく逆の感じ方をすることもあります。

光陰亀のごとし

時間の過ぎるのは亀の歩みのように遅い。

苦しい状態の時に、「時間よ、速く進んでおくれ」と思うことがあります。

楽しい時が来るのをを待っているときに、「時間よ、速く進んでおくれ」と思うことがあります。

そういうときに、実に時間はゆっくりです。

しかし、ゆっくりであっても時間は進みます。亀の歩みのように、ゆっくりと、着実に。

矢か亀か

時間の進み方は常に一定です。人間が感じる時間の進み方が異なるだけです。


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