創作ことわざ
[2020/10/13]-16日目
まだ会社勤めをしていた時のエピソードです。
同僚との飲み会が終わって、私は駅に向かい、帰宅する方向が同じ二、三人と暗い夜道を歩いていました。
クルマ1台と歩行者一人で道幅は余裕がない、という位の道路でした。
後ろから車が来て追い抜いていく時に、私は道路側に少し(わんのわずかです)寄り気味だったようで、後ろの同僚が「危ないよ」と私の腕をつかんで引き寄せました。
私はその時に「危ない状況はクルマの責任であって、俺の責任ではないよ」と言い、隣の男は「ええっ」と驚いていました。
もちろん、クルマにはねられたら、痛い思いをするのは私の方です。
ですが、問題は「クルマが徐行して、歩行者に注意しながら走るべき、ということが守られない」ということにあります。
「どちらが損をするか」という観点よりも、「ど
一般論として、他人の責任と自分の責任は、はっきり区別して、他人に責任があることに首を突っ込むことは避けるべきです。
当人から助けを求められたときには、どうするか考えます。
ただし、当人は助けを求めることができない、という状況もあります。
その時は、自発的に関わっていくことが必要です。
しかし、責任のある本人が対処できる状況の時には、何もする必要は無いのです。
自分には、もてあますほどの多くの問題を抱えているときが多いのです。
まず、自分に責任のあることに集中して取り組むべきです。