創作ことわざ
[2020/10/12]-15日目
この言葉はよく耳にします。
また、「法律は知らないでは済まされない」ということもよく聞きます。
その法律について知らないでやったのだから、という言い訳が通用しないのは当然です。
では、法律を全部理解しなければいけないのか、といえば、当然、そんなことはありません。
自分に関係の無い法律は理解する必要はありません。
他人の者を盗んだり、他人を傷つけたりしてはいけないことは誰にでも分ります。
いくら盗んだらどのくらいの罰を受けるのか、他人をどのくらい傷つけたらどのくらいの罰を受けるのか。細かな法規定があります。
しかし、そのような細かい法規定について知る必要はありません。してはいけないことは、しなければいいのです。
芸術家が作品を創ることを考えてみます。他人の作品をまねしてはいけません。
では、いけないとされる「他人のまね」とはどういうものか。これは詳細に知っておく必要があります。
現在は、調べる手段は色々あります。
要は、調べようとするか、しないかの違いです。
調べないで何かをやろうとすると、必ずといっていいほど問題が発生します。
問題が発生してから処理するのと、事前に調べる手間をくらべると、事前に調べる方がずっと楽です。しかも、調べないで、びくびくしながらするのと比べたら、ずっと快適です。
知らないということは、「問題が起こる」、ということと、「びくびくしながら暮らす」という二重の意味で"罪作り"です。、