テレビドラマを見ない理由
[2020/11/28]
【42】テレビドラマを見ない理由
「私はテレビドラマをほとんど見ない」といっても、もともとテレビ自体をあまり見ていません。
比較的よく見るのは、ニュースとドキュメンタリー分野です。
一方、テレビドラマは、人々がテレビをよく見る時間帯に、いわゆるゴールデンアワーですが、テレビドラマはよく放送されています。
「私はテレビドラマをほとんど見ない理由は何か」といったら、興味がないからです。
そこで、なぜ興味を覚えないのかについて考えてみました。
その理由を五つあげることができたので、まとめておこうと思います。
(1) 私が生き方の目標となるような人が出てこない
(2) 私の生き方にたいして何か示唆してくれるところがない
(3) 私が世界を見る時の見方を広げてくれる場面がない(感動するような発見がない)
(4) 私が知らなかった、役に立つ知識を教えてくれない
(5) 私がなんらかの行動(支援など)をおこす要因となるところが出てこない
「私が」が並んでいます。
少し説明をすると、すでに70歳になった現在、私に残された人生はそれほど長くはないのです。
ですから、無駄に他人に感心を持つ余裕はないのです。
(1) 私が生き方の目標となるような人が出てこない
立派な人は出てきます。あるいは過去に立派なことを成し遂げた人を紹介してくれます。
しかし、そのような人は、私が目指すべき人ではないのです。
また、私が参考にできるような内容はないのです。私にはとてもできないようなことをする人なのです。
(2) 私の生き方にたいして何か示唆してくれるところがない
時代や環境が違うのです。ですから、見事な生き方だ、と感心することはあっても参考にはなりません。
残された人生の期間において、若返りの方法とか不老不死の体に変える方法はいろいろと研究されているようですが、間に合いそうもありません。
わたしの孫の世代なら多少は期待できる気がします。
もっともそうなったら、新たな問題が出てくるでしょうね。食料不足とか、住む場所の問題とか。
社会構造はがらっと変わるでしょう。何しろ、この世の中が、青年と中年だけになってしまうのですから。
そのようなわけで、自分らに直接関わること以外に関心を寄せる余裕はないのです。