世界ランキングというものは様々です。

それぞれがある評価方法を決めてランキングを整理します。

評価方法を決めるのがまた難しい作業です。

ですが、これをはっきりさせないと、ランキングの価値が下がります。

それを紹介しようとすると、「どのような評価方法を採用したのか」を正確に書かなければいけません。

これは簡単なことではありませんでした。

おそらく私が理解できた範囲はかなり狭い、表面的な範囲でしょう。

それは問題だ、と思うようになってきました。

世界ランキングは世界各国の多数の専門家がデータを収集し、それを集めて、集計・評価します。

今回、世界ランキングの記事を書いてきましたが、データの収集の大変さはおおよそ見当がついていたつもりでしたが、予想以上に大変な作業が行われていたことが分りました。

それ以上に、評価の部分で、非常に多くの知見が集められ、かなり突っ込んだ評価がなされていました。

そのようなレポートに対し、ランキングだけを抜き書きし、簡単なコメントを付け加える、という作業が、とても不遜なことのように思えてきました。

原本のレポートは公開されており、引用元を明示すれば「引用自体は問題無い」のですが、「偉大な」業績に対して「安易」な扱いしかできないことに、自ら疑問を感じるようになってきたのです。