圧力鍋で作る柔らかい焼き豚

最近、圧力鍋を使うことが増えてきて、何度か焼き豚を試したのですが、いつも堅くなってしまいました。

今回、ようやく"柔らかい焼き豚"ができるようになりました。

実は、取り立てて書くこともないのです。

ポイントはたった一つ、豚肉を加熱したあと、室温になったら、密閉袋に入れて冷凍庫に1日置いておくという事だけです。

一日たったら、冷蔵庫内で自然解凍(1日かかる)でも、電子レンジで解凍してもOK。

冷凍は1日でも2日でも3日でもOK。

密閉袋に入れるときに、タレを絡めてもいいし、タレは別の容器に入れておいて、食べるときに絡めてもOK。

この辺は実にアバウトで問題ありません。

タレを絡めて冷凍しても、肉の味が濃くなりすぎることはありません。恐らく、肉が冷凍状態になると、タレは肉にそれ以上しみ込んでいくことがないのでしょう。大抵は、タレは冷凍庫の中でも固まりません。

特に書くもありませんが、一応、手順を書いておきます。

◎ 肉をたこ糸で縛る必要があるかどうか、ということについては、形がしっかりした豚肉なら縛らなくてもいい、という感じです。
つまり、直方体に近いブロック肉なら、縛らなくてよい。逆に、不規則な形のブロック肉なら、縛って形を整えたほうが良いでしょう。

◎ 最初に肉をフォークで何カ所か刺して味がしみこみやすくする、という方法も良く目にしますが、実のところ、効果がどのくらいあるのかはまだ実感したことがありません。これをしなくてもあまり変わらないような気がしています。

◎ 多くのレシピには、ブロック肉を加熱した後、フライパンなどでタレを絡めるように肉を転がして加熱しながら味付けする、という方法がよく書いてありますが、私の経験では、これをやると肉が固くなります。

いままで、圧力をかけて加熱すれば焼き豚は柔らかくなる、と単純に思っていたのですが、違っていました。肉は冷凍すると柔らかくなる、というとても簡単なことでした。

この"冷凍する"という方法は、ネット上のレシピの一つにちょっと書いてあったのですが、今探しても見つかりません。

レシピの最後に、「1日くらい冷凍すれば更に柔らかくなります」と書いてあったと記憶しています。