「回想2001年写真展」回顧


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2001年に写真展を個展として2回(ただし内容は重複します)開きました。その後、以下のようなことを感じました。


まずは、

やったもん勝ち

です。私の作品を見て、みなさん、なんだ、こんなもんか、とお思いでしょう。そうなんです。要は、やるんだ、という決心だけです。

でその結果はどうなったか。

作品がつまらない、などとということは次第に忘れて、「個展を開いた」、という記憶と記録が残りました

私が、一生の間に、個人としてしたことを三つあげるとすると、個展を開いたことは、その一つになるでしょう。個展なんてまだまだ、なんて言ってると、いつまでもできません。

いろいろな写真クループの写真展を拝見します。たくさんの方が力作を出していらっしゃいます。

団体の写真展ですから、一人が出品できるのは数点でしょう。でもみなさん、多くのストックを持っているに違いありません。

一度思い切って個展を開いてはいかがでしょうか。個展を開いた、という記憶と記録が残ります

それに必要な費用は、前のページに書いたように、工夫次第でかなり抑えられます。


こぼれ話

(1)前のページで、プリントをスチレン・ボードに貼ったことを書きました。このスチレン・ボードはいろいろなサイズがあり、一番大きなものはいわゆる"サブロク"という、畳サイズ(90×180cm)で、これが一番割安になります。

しかしこのサイズではクルマで運べません。

当時乗っていたのはマツダのデミオという小さな車です。前席の運転席と助手席の間に立てることで何とかできないか、と考えていましたが実際にやってみると駄目でした。

それでついに決心しました。私が運転席に座り、その頭上に水平にボードをのせるという方法です。

アタマで支えるんです。

後ろは自然に垂れ先がるので、後方視界が少し遮られますが、なんとかなりそうです。ただ、頭の上のボードが気になり、運転に集中できない、というのが難点です。自宅まで10分ほどですが、クルマの通行量の少ないルートを選んで、慎重に運転してきました。

ほかの車の運転手がこの様子を見たら何と思ったのでしょうか。これはちょっとおすすめできませんね。いまなら、ホームセンターでトラックを借りることができます。でも、その店では今はスチレンボードは扱っていないようです。


(2)二回目の会場は喫茶店兼ギャラリーでしたが、そこにコーヒー豆を配達している方が展示作品を目にして、「『心が和やかになる写真があるので譲っていただけませんか』、という申し出があったのですが」、と連絡をいただきました。

無料で差し上げるのは、私の作品であることから抵抗がありますが、お金をいただく、というのもためらわれます。

結局、展示したものより一サイズ小さなプリントを2点作成して、「お金はいただきません、そのように言っていただいただけで大変うれしいです」と言付けしてお渡ししていただくように店に依頼しました。

後日、その方から、コーヒー豆をいただきました。

でも、この種の反響があったのはこの1件だけでしたね。



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