【19】白水阿弥陀堂のハス
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【白水阿弥陀堂のハス (2015/7/21撮影)】
今年(2015年)の梅雨明けは関東ではおとといの7/19日と発表されています。今日は朝から気持ちよく晴れ、ハスはちょっと遅いかな、とは思いましたが、白水阿弥陀堂に出かけました。
撮影行としては去年の12月以来ですから、7か月振りとなります。
1.全景
福島県いわき市も天気はからっと気持ちよく晴れています。ハスの葉の緑が印象的でした。
2.ハスと阿弥陀堂
ハスは花が落ちているのが目に付きます。梅雨明けまで待たずに来るべきでした。それでも、ハスの花はいいものですね。
3.ハスの花
開き切った花とこれから開く花。蕪村にこのような句があります。「二もとのむめに遅速を愛すかな」
4.ハスの花-アップ
ハスの花は大柄なので、アップが映えます。
5.ハスの花ととんぼ
水があるので、とんぼがいるのでしょうね。そういえば最近はトンボを見ることも少なくなりました。この色は確かシオカラトンボですね。
6.ハスの花とセミの抜け殻
よく見るとセミの抜け殻です。こんなところで羽化したのですね。普通は木の幹や枝で見るのですが。羽化の直前の幼虫は土の中にいて羽はないはずで、別の場所から飛んできて花につかまった、というのは無理だと思うのですが。池の中から這いあがってきたのでしょうか。
7.松の枝のセミの抜け殻
ハスのある池を離れて、阿弥陀堂を一巡りしていると、このような光景に出くわしました。これが普通のかたちですよね。
8.軒裏
組物がこの様に、一段だけ外側に出ているものは一手先(ひとてさき)でしょうか(建築用語にはあまり自信がない)。寺院建築では、なぜか軒裏に心ひかれます。
9.組物
このようなものは、結局のところ、修理した後の姿を見ているのですが、とても引き付けられるものがあります。黙ってじっと耐えている、"縁の下の力持ち"という気がしますね。
10.間斗束
間斗束。平安時代は、おおむね、この様なシンプルな形だったのですね。撥束(ばちつか)のように下に向かって広がるのでもなく、蓑束(みのつか)のように装飾があるわけでもない。必要最小限の美。
11.[参考]とんぼ
とんぼがいたので、できるだけ近づいて撮影。300mmでのアップ。このような写真を撮れた時には、「ああ、本当に楽になったな」と思います。ピントを自動にして安心してシャッターが押せる。もっとも、微妙なところではなかなか思い通りにならないこともありますが。
パノラマ写真の試作 [2015/7/22 追記]
パノラマ写真を作ってみました。ここをクリニックすると、上のサンプルの約4倍のサイズの画像が別ウィンドウに表示されます。
横長の写真5枚をパノラマ合成ソフトでつないで、約 25,000*3,500 ピクセルのイメージデータを作り、長さ方向に約 10% まで縮小して、2,504*343ピクセルの画像データとしてアップしています。
【感想】
次回は7月初めに行くことにしましょう。