【2】茨城県立歴史館のイチョウ
茨城県でイチョウがきれいなところというと、まず県立歴史館でしょう。
駐車場が構内にあり、開館しないとクルマをとめられません。
今の時期(2012/11/18)は 7:00 が開館時間なので、その少し前に到着するように出かけました。
実際は、10分ほど早く開館したので、さっそく中に入ると、....
イチョウ並木(あまり長くはありませんが)のところに人影が、
よく見ると、二人のおばさんらしき人がなにかを拾っています。
どうも、ぎんなん拾いのようですね。
前日が雨だったので、この日の朝はタイミングがいいのでしょうか。ぎんなんを拾うには。
それにしても熱心ですね。ちょうど日の出のころです。
並木はあきらめて、近くの"旧水海道小学校"を取ることにしました。
明治14年に建築された、西洋風の校舎で、よいデザインです。
落ち葉を照らす朝日
旧水海道小学校全景
こちらが裏側
歳月
しばらくして、先ほどのイチョウの並木を眺める位置に戻ると、おばさんたちの姿は遠くになり、イチョウの幹に隠れるタイミングが出てきました。
今度は大丈夫か。
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そうは問屋が卸さない、というやつですね。
白いレジ袋らしいものが、並木の中央に。
中にはぎんなんが入っているんでしょうね。
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また別のところで撮影して戻ると、おばさんたちとレジ袋は見えません。
ようやく撮影開始。
落ち葉は眠る
イチョウ並木を左から
イチョウ並木を右から
イチョウ並木を正面から
そのあとも散歩の人がのんびりと歩いて行ったり、とか。
まあ、写真を取っていると、色々なことがありますね。
【感想】
ニコンD5100、標準、望遠ズームを手に入れて、これが初めての撮影行でした。
これまではずっと、コンパクトデジタルカメラで撮っていて、
久しぶりのデジタル一眼です。
今回の経験
(1)解像度は結構高い。
D5100の購入に当たっては、2週間ほど後に発表になるD5200が気になりました。
D5100が1600万画素、D5200が2400万画素、価格は 4万円と8万円。
年金生活者としては値段は最優先。
また、画素数では、1600万から2400万では1.5倍ですが、横方向、または縦方向の画素数では、1.22倍でしかない。
AF方式や測光方式が改善されたとか、動画のフレームレートが30から60になった、など
違いはいろいろありますが、三脚を構えて風景写真を、というスタイルがメインの撮り方なので
メリットは大したことがない、
と結論付けました。
今では、正解だったと考えています。
解像度は、とり合えず十分でした。
この上を考えると、D800よりは、シグマのMerrillに心ひかれます。
(2)被写界深度
コンパクトデジタルに慣れてしまったので、
被写界深度が浅い、という心配はいままでありませんでした。
今回、撮影結果を見ると、これが結構狭い。
標準ズームの範囲で、F22くらい絞りたい気がしますが、
撮像素子がAPS-Cサイズのカメラでは、F11くらいから画質がはっきりと落ちてくるようです。
これは予想外でした。
(3)RAWモード撮影
D5100の試し撮りで、RAWモードで撮影し、カメラ付属ソフトのViewNX 2で現像する、
というやり方を試してみて、これがよさそう、という感触でした。
手間がかかるのは問題ですが、色調整の自由がきく、という点から、これで行く、と決めました。