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● 音楽

山口百恵 (DVD: (Sony Music Direct (Japan) Inc. MHBL 2)  CD: Sony Music Entertainment (Japan) Inc. SRCL4431~5)

山口百恵山口百恵

すでに引退してるので、百恵さんという言い方にします。

意外な共通点があります。

百恵さんが友和氏と結婚式を挙げたのが 1980年11月19日で、私の結婚式が 1980年11月15日です。4日ずれているだけなんですね。

ということは、私は百恵さんと同時代を生きていたことになります。

しかし、TVで見ると、「なかなか歌がうまくならないなあ、これほど売れているのに」、という感想で、特にファンということもなく、注目してテレビをみるというのでもありませんでした。

それがどうして昔の曲を聴くようになったのか。

「昭和の歌姫」という言い方があります。

「昭和の歌姫=美空ひばり」です。

しかし、あるときから「昭和の歌姫は、一に美空ひばり、二に山口百恵」という言葉を聴いて、「それはないだろう」と思い、そのことがひっかかり、聴き始めたのです。

幸いに動画サイトにはいろいろな曲がアップされていました。

それで、引退後20年以上も過ぎて聴きだした(動画ですから「見だした」でしょうか)のです。

それで、こんなにちゃんと歌っているんだ、と驚いたのです。昔感じた印象は一体どこからきたのかわかりません。

ただし、CDはあまりよくないものもあります。いいかたを変えれば、実演のほうがいいことが多い。

その究極が引退記念コンサートで、ここで歌われたものがベストと思える曲があります。

その中でも、曲の印象がCDのものと全く違ってしまっている(よい意味ですが)のが、「イントロダクション・春」です。

演奏時間がとても長くなった(テンポが遅くなった)ということはすでにリヒテルのところで触れましたが、これを聴いて、百恵さんはこのような歌を歌いかったのか、と納得しました。

でもこのような歌をこれから三年、五年と歌っていける環境はないでしょう。

売れっ子の歌手がどれほど忙しかったか、というのはいいわけには全くなりませんが、知っておくのも悪くはないように思います。

私が知っているのは、雑誌「Extime 2007/10/10 発刊記念号('70年代ヒットパレード大特集)」です。

引退後27年もたっているので回想シーンである、ということは、みんなほめ言葉ばかりです。

告別式での別れの言葉、会社を退職するときの挨拶、など、過去を回想するときはとにかくほめる、というのが日本の文化です。

でもそればかりではなく、現役時代にどのような生活を送っていたのかが垣間見られます。

CDの録音のときは、極端な時は、夜の12時ころにスタジオに入って、1曲または2曲歌ってOKになれば帰っていく、というような状態らしく、これではCDの歌はよいできにはならないでしょうね。

そのあとで歌いこんで少しずつ良くなっていくということなのでしょう。

順番が逆ですよね。

なお、この雑誌ですが、ネットで探すとこの創刊号の話題しか見つかりませんでした。発刊記念号で終わってしまったのでしょうか。

表紙には、「FLASH臨時増刊」とありますから、何かの折に出るのでしょか。



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