回想2001年写真展


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2001年に、念願の写真展を個展として2回開きました。

1回目  A3ノビで60点(尾瀬、吾妻山群、那須岳、奥日光、南アルプス北岳)を展示

2回目  展示場を変え、上記の尾瀬の部から24点(*)を抽出して展示 ( (*) 会場の面積の制約から)

(2回目の展示作品は1回目と全く同じものなので、回数は1.5回と言うべきかもしれません。)


展示した写真は、1974~1977年に撮影したものです。


展示内容

尾瀬(春) 尾瀬(夏) 吾妻、那須、日光、南アルプス

尾瀬(春)

尾瀬(夏)

吾妻、那須、
日光、南アルプス

17点

25点

18点


以下では、その出展作品の制作プロセスについて解説しております。

とくに、レタッチの方針について、"くどくどと"書いてあります。
興味のない方は、上のリンクからお進みください。


【費用削減の方法=プリント=】

【パネルの貼り方】

このときは、全く余白のないものを作りました。


【費用削減の方法=展示会場=】

【ディスプレイとプリンタの色調整】

【レタッチの方針】

スキャナで入力した画像はいわゆる "眠い"もので、そのままではほとんどが使えなさそうでした。レタッチが必要と思いました。

レタッチをしだすと、いろいろと加工できることはわかっていましたので、まず、どこまでレタッチを許すか、という点で方針を決めました。


結論は以下です。

結論に至った経緯を以下に書いておきます。

形については、レタッチ・ソフトの機能として、邪魔な物を消す、とか、何もない所に、別の場所のものをコピーする、などが書いてありますが、このようなことは一切不可とします。たまたま、ゴミが映ってしまった時であっても、それを消してはいけない、ということです。

さて、色調ですが、その方針を考えるにあたって参考にしたのは、モノクロ写真の時代に、写真雑誌の投稿のページでのプリントに関する審査員の評です。

代表的なものは以下のような内容でした。

風景写真では、顔のおおい焼きは不要です。また、私の好みは、画像はできるだけ高精細がよいというものなので、粒子をあらすのも不要。では色調はどこまで変えてよいかこれが問題です。

極端な場合では、新緑を紅葉らしくする、などもできるかもしれません。色調を操作することは一切認めない、というものから、全く自由というものまで、さまざまでしょう。

私の思いは、次のようなことにあります。

結論として、強調と補正のみを認める、ということにしました。具体的には以下のようなことです。

具体的には、作品ごとに、とても悩んだものから何も考える必要がなかったものまで、いろいろな状況がありますので、個別の作品の説明をご参考にしていだたきたいと思います。


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